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旭化成及び関係会社、ISCC PLUS認証を取得。マスバランス方式・バイオマス製品取扱い拡大（2022.11）

　旭化成㈱および同社の関係会社は、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証を複数製品について新たに取得したと発表した。同認証は、バイオマス原料や再生原料等が、製品製造を含むサプライチェーンにおいてマスバランス方式で適切に管理されていることを担保するもので、今回の認証取得により、ISCC PLUS認証製品の取り扱いが可能となるとした。

　今回の取得により、既に認証取得済の旭化成シンセティックラバーシンガポール、そして川崎製造所合成ゴム工場で生産されるマスバランス方式でのS-SBR（溶液重合スチレン・ブタジエンゴム、商品名：タフデン）およびBR（ポリブタジエンゴム、商品名：ジエン）について、11月より販売を開始した。

　また、同社の欧州統括拠点である旭化成ヨーロッパは、オランダのCircularise B.V.および丸紅㈱が主催する、ISCC PLUS認証に関する共同プロジェクトに10月に参加した。このプロジェクトにはネステ社、シェル等のエネルギー、化学、商社、家電など、サプライチェーンの上流から下流の10社が参加した。

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