トピックス,マテリアル他編

伊藤園・カーリット・千代田グラビア3社、茶殻をアップサイクルした「緑茶インク」を開発。 (2026.7)

 2026年7月3日、㈱伊藤園は、㈱カーリット及び㈱千代田グラビヤと共同で、「お~いお茶」などの茶製品の製造工程で発生する副産物(茶殻・茶葉)をアップサイクルした「緑茶インク」を業界で初めて開発し、飲料ラベルへの印刷に成功したと発表した。本技術は、7月4日(土)より開幕する将棋タイトル戦「伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦」の限定コラボレーションボトルにおいて、ラベル用インクとして第1弾の実用化を行う。

 「緑茶インク」は、2020年より3社の協働で開発を進めてきた。伊藤園が原料となる茶殻等の副産物提供と飲料ラベルとしてのコンセプト設計を行い、カーリットがインクの製造、千代田グラビヤがインクの塗工および印刷技術を担うことで、原料から製品化までの一貫した開発を実現した。緑色保持技術やオリの抑制技術などの課題を克服し、従来のインクと同等の印刷品質を確保している。

 近年、パッケージ分野においては、フィルム包装印刷の多くが油性グラビア印刷となっており、素材だけでなく印刷領域においても環境配慮への対応が求められている。本取り組みは、「お~いお茶」などの飲料製造時やリーフ製品製造時に発生する副産物(茶殻・茶葉)を印刷インクの原料として有効活用することで、従来の印刷工程に対して新たな環境対応の選択肢を提示するものである。

詳しくは、→https://www.itoen.co.jp/news/article/88065/

 

2026-07-10 | Posted in トピックス, マテリアル他編 |