トピックス,エネルギー編

米・Chevron、アイオワ州に新設のエイムズテクノロジーセンターが完成。燃料の革新を推進(2025.6)

 2025年6 月10日、 州および地方のリーダーと Chevron Corporationの企業リーダーは、Chevron Renewable Energy Group (CREG) キャンパスで Ames Technology Center の開所式を行ったと発表した。

 アイオワ州エイムズのChevronキャンパスに位置する45,000平方フィートの施設は、新しい分析研究室と研究開発スペース、および新しいオフィスを追加することで、同社の低炭素燃料技術開発と高度な技術サポート機能を拡大する。

「エイムズテクノロジーセンターがChevronをイノベーションで未来へと導くのにどのように役立つかを示すために、アイオワのイノベーションエコシステムのあらゆる方面、つまり産業界、学界、政府から非常に多くの人々が私たちに加わっているのを見るのは刺激的です」と、Chevronのイノベーション担当副社長兼テクノロジーベンチャー社長のJim Gable氏は述べている。「ここで進歩させる機能は、再生可能エネルギー分野のシェブロンの他の部門に適用され、世界中のいくつかのバイオリファイナリーで展開される可能性がある」

 Chevronは、アイオワ州の2つを含む世界中で9つのバイオリファイナリーを運営しており、バイオディーゼル、再生可能ディーゼル、持続可能な航空燃料、再生可能天然ガス、その他のバイオ燃料で競争力のある収益を生み出す機会を追求している。これらの製品を迅速に規模拡大し、商業化するために、Chevronは新たな触媒技術の開発、低炭素原料の開発における提携、そして既存施設における世界クラスの燃料生産の専門知識の活用に取り組んでいる。最先端のエイムズ技術センターでの取り組みが、将来の燃料開発におけるイノベーションの推進力となる一例として、ルイジアナ州ガイスマーにあるシェブロンの再生可能ディーゼル生産施設の拡張プロジェクトが挙げられます。この拡張プロジェクトでは、生産能力を年間9,000万ガロンから3億4,000万ガロンに増強している。

詳しくは、→https://www.regi.com/resources/press-releases/chevrons-new-iowa-based-tech-center-to-drive-innovation-in-future-fuels

2025-06-12 | Posted in エネルギー編, トピックス |