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大阪ガス・三菱重工、e-メタンの環境価値管理・移転するデジタルプラットフォームを大阪・関西万博で実装(2024.9)

 大阪ガス㈱、三菱重工業㈱(三菱重工)の2社は、CO2の流通を可視化し、e-methane(e-メタン)の環境価値管理や移転を行う都市ガス業界初のデジタルプラットフォーム「CO2NNEX®(コネックス)」を2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で実装することについて合意した。また、本プラットフォームではe-メタンでの利用に加え、将来的なカーボンリサイクル燃料(e-fuel・SAF・グリーンLPG)への適用拡大の可能性を追求していく。

 2024年4月1日より、e-メタン・バイオガスの環境価値を証書化するクリーンガス証書の民間運用が開始され、電力での非化石証書と同様の運用がガスでも進むことから、クリーンガス証書における環境価値の取引・移転を管理するシステムが必要となる。CO2NNEX®では、e-メタンの社会実装で必要となるe-メタン属性データ(製造量、原料となるCO2量・H2量 等)の管理機能や、e-メタン・バイオガスが創出する環境価値の管理・移転機能を搭載する予定。なお、本プラットフォームの搭載機能に関しては、一般社団法人日本ガス協会からアドバイスを受け、実装を進めていく。

CO2NNEXのe-メタン関連機能

詳しくは、→https://www.mhi.com/jp/news/24092501.html

2024-09-26 | Posted in トピックス |