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Neste社、米・テキサス州ヒューストンにターミナル開設。中部と東部空港でSAF供給拡大（2024.7）

　フィンランドのNeste社は、テキサス州ヒューストンのONEOKターミナルで、Neste MY Sustainable Aviation Fuelのブレンドと保管のためのターミナルを稼働させた。これは、ロッキー山脈の東側から東海岸まで各地の空港から運航する航空会社へのNeste社のSAFの供給をさらに拡大するための大きな一歩である。

　ヒューストンのONEOKターミナルの新しい容量により、Neste社は最大10万トン（約3,350万ガロン）の保管容量を獲得し、米国東部のエネルギーパイプラインインフラストラクチャに直接接続される。 2023年9月、同社は西海岸の顧客へのSAFの供給能力も拡大し、カリフォルニア州ロサンゼルスのターミナル容量を稼働させた。

「Nesteは、米国の航空業界の脱炭素化の取り組みを支援することに全力で取り組んでいる。燃料サプライチェーンに沿ってONEOKなどのパートナーと協力してSAF供給能力を拡大したことは、この取り組みを示すものである。これは、米国東部の空港で国内航空会社や訪問航空会社にSAFを供給するための信頼できる基盤となるだけでなく、米国の州、連邦、地方レベルの政策をサポートするための強固な基盤にもなる」と、Neste社の再生可能航空事業担当副社長であるAlexander Kueper氏は述べている。

テキサス州ヒューストンのONEOKガリーナパークターミナル

詳しくは、→https://www.neste.com/news/neste-s-newly-commissioned-terminal-capacity-in-houston-texas-expands-availability-of-neste-s-sustainable-aviation-fuel-at-airports-in-the-central-and-eastern-parts-of-the-u-s