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長瀬産業、バイオ研究拠点を神戸医療産業都市に新設。2027年、グループの研究機能統合。(2024.1)
長瀬産業㈱は、グループのバイオの基盤研究の拠点であるナガセバイオイノベーションセンター(NBIC、神戸市西区)と、長瀬産業の100%子会社でバイオ素材メーカーである林原(岡山市)基盤研究機能を統合し、新たな組織の拠点として新研究所を建設することを決定したと発表した。新研究所は神戸市ポートアイランドの神戸医療産業都市内に建設し、2027年4月以降の開設を予定している。
NAGASEグループでは「ものづくりの課題を素材(マテリアル)で解決する会社」を掲げ、中期経営計画 ACE 2.0の成長戦略の一つとして研究開発機能を活用したバイオ分野での素材開発、新規事業の立ち上げを推進、将来の収益の柱とすることを目指している。 NBICと林原の基盤研究機能の統合は、互いの強みを掛け合わせることで新素材を創出する力を最大限に高め、新たな価値を提供していくことを目的としたもの。テーマ探索に始まり、菌株の育種・改良方法等の検討、物性や機能性の初期評価、小規模の生産スケールアップなどに取り組み、世の中のニーズに沿った新素材や新技術の実用化を目指す。グループ内のリソースでは事業化が困難なシーズについては、パートナー企業と積極的に連携することも検討しており、社内外を問わずバイオ技術の研究開発を推進する。
詳しくは、→https://www.nagase.co.jp/assetfiles/uploads/20240118_GCD_01.pdf
2024-01-20 | Posted in トピックス |