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ネステ社と米ボーイング社、SAF供給し、今年の米民間航空機事業支援に合意。昨年2倍超え(2023.2)

 ネステ社(フィンランド)とボーイング社(米国)は、2023年の米国でのCO2排出量削減戦略のもと、ネステ社のパートナーであるEPIC Fuels社、Signature Aviation社、およびAvfuel社から提供されるSAFの供給に合意したと発表した。これらの燃料は、昨年のボーイング社のSAF調達の2倍以上の量となる。今回の合意では、ネステ社のSAFが約 170 万ガロン(5,200 トン)が供給され、従来のジェット燃料と 30/70 の比率で混合、560万ガロン(2,120 万リットル)の混合SAF が生成される。

 EPIC Fuels社等3社は、ボーイング社の ecoDemonstrator プログラムへの提供や、ワシントン州とサウスカロライナ州にある同社の燃料貯蔵施設に混合SAFを供給する。さらに、EPIC Fuels社 とSignature Aviation社は、ボーイング社がドリームリフターやエグゼクティブフライト、民間航空機の配送などの企業運営に割り当てる排出削減効果を生み出すための混合SAFを提供する。なお、2021 年、ボーイング社は、2030 年までに 100% SAF で飛行できると認定を受けた商用航空機を提供すると発表している。

詳しくは、→https://www.neste.com/releases-and-news/renewable-solutions/neste-supplies-sustainable-aviation-fuel-boeing-support-its-us-commercial-airplanes-business

 

2023-02-16 | Posted in トピックス |