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近鉄エクスプレス、ルフトハンザカーゴとのSAF使用について契約締結(2022.10)
㈱近鉄エクスプレス(東京都港区)は、ルフトハンザカーゴ AG (フランクフルト・アム・マイン市)との航空貨物輸送において 2022 年 10 月から 2023 年 9 月までの期間に、ルフトハンザ カーゴ 供給のSAF (持続可能な航空燃料)を使用することに合意し、1 年間にわたり CO2 総排出量の約 5 %を削減するとなったと発表した。本契約では発地空港から着地空港までの飛行で航空機から排出されるCO2(Tank To Wheel)をSAF使用により、またSAF生産から発地空港までの輸送で排出されるCO2 (Well To Tank)をオフセット・プログラムにより、結果として100%カーボン・ニュートラルでの輸送を実現する。これは、同社最大のCO2排出量(スコープ3)削減に直接つながる。
また、ルフトハンザ カーゴ AG は、SAF を選択した同社の全てのお客様の取り組みにより、2022 年は既に同社の年間化石燃料使用量の約 2%を SAF に置き換えられるようになったとしている。
ルフトハンザカーゴAGが現在使用して いる SAF は、廃食用油などの生物由来の残留物から HEFA プロセス(Hydroprocessed Esters & Fatty Acids= 水素化処理エステル・脂肪酸)で生産されており、食糧生産に支障をきたすことはない。2021 年 9 月に、すべてのお客様に対して、「サステナブルチョイス」のアドオンサービスを開始、その選択によってカーボンニュートラルな方法で貨物輸送ができるよう になった。ルフトハンザグループを通じて、世界を リードする SAF メーカーを介し SAF を提供している。(日本国内での利用については要件整理中)
詳しくは、→https://www.kwe.com/jp/news/news/220927.html