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商船三井、海運業界で世界初のブルーボンド発行を決定。持続可能な海洋資源関連事業へ投資(2023.12)
㈱商船三井は、国内市場において公募形式によるブルーボンド(本社債)を2024年1月に発行することを決定したと発表した。本社債は、国際資本市場協会(ICMA)等によるガイダンスを参照した、海運業界としては世界初となるブルーボンド。また、本社債の発行に際し策定したブルーボンドフレームワークは、資金使途がいずれも持続可能な海洋経済に貢献するとともに、環境改善効果が期待される点が評価され、株式会社日本格付研究所(JCR)から最上位評価である「Blue1(F)」を取得した。
(本社債の資金使途候補例:左・洋上風力発電関連事業に係る設備投資、右・海洋温度差発電に係る設備投資)
ブルーボンドとは、環境問題の解決を目指すグリーンプロジェクトの資金調達のために発行するグリーンボンドの一種であり、調達資金の使途を、海洋汚染の防止や持続可能な海洋資源に関連する事業等に限定して発行する債券である。
同社グループは本年策定したグループ経営計画「BLUE ACTION 2035」において、環境戦略を主要戦略の一つと位置付け、『海洋・地球環境の保全』をサステナビリティ課題(マテリアリティ)の一つに掲げており、環境課題解決への投資額を2023年度から2025年度の3年間で計6,500億円規模と定めている。これらの取り組みを確実に実行すべく、ブルーボンドによる資金調達を行う。
詳しくは、→https://www.mol.co.jp/pr/2023/23150.html
2023-12-20 | Posted in トピックス |