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LG化学と伊・Eni Sustainable Mobility社、革新的バイオリファイナリーに向け提携。年間40万トンのバイオ原料精製へ(2023.9)

 LG化学(韓国・ソウル市)とイタリアのエネルギーグループEni Sustainable Mobility社は韓国・ソウル市の南西80キロメートルにあるLG化学の大山石油化学コンビナートで新たなバイオリファイナリー(バイオ精製所)を開発・運営について検討していると発表した。

 両社はプロジェクトの技術的課題および経済性を検討しており、投資の最終決定は2024年までに行い、プラントは韓国・大山の既存総合石油化学コンビナートに2026年までに完成する予定としている。新しいバイオリファイナリーは、LG化学の統合バリューチェーンと、コンビナート内の既存の設備等を活用する。

 バイオリファイナリーは、低炭素プロセスで生産される、より持続可能な燃料とプラスチックに対する需要の高まりに応えるもので、エネルギーとモビリティ部門の脱炭素化を支援することを目的とする。ハネウェル UOP と共同開発した Eni の Ecofining プロセスを使用して、年間約 40万トンのバイオ原料を精製することを目指す。また、再生可能なバイオ原料を利用し、SAF、水素化処理植物油(HVO)、バイオナフサ等の生産を予定している。

 Eni は、バイオリファイニングにおける豊富な経験と Ecofining テクノロジーを活用する。2014年、Eniはヴェネツィアのポルト・マルゲーラで世界初の石油製油所からバイオリファイナリーへの転換を実施、続いて2019年からジェーラ(シチリア島)で2番目となる転換型バイオリファイナリ―を設立した。2023年6月、EniはPBF Energy社と連携し、同じく Ecofining 技術をベースとして、米国ルイジアナ州のSt. Bernard Renewables LLC のバイオリファイナリ―の権益50% を取得している。

詳しくは、→https://www.lgchem.com/company/information-center/press-release/news-detail-9358?lang=en_GLOBAL    関連情報→https://www.eni.com/en-IT/about-us/subsidiaries-and-affiliates/eni-sustainable-mobility.html

2023-09-17 | Posted in トピックス |