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デンソーと大成建設、CO2回収システムを用いた共同技術検証開始。 空調設備で回収・利活用(2023.6)

 ㈱デンソーと大成建設㈱は、大成建設技術センター(横浜市戸塚区)内にある「人と空間のラボ(ZEB実証棟)」において、デンソーが開発したCO2回収システムを用いてCO2を効率的に回収し、利活用する共同技術検証を本年9月より開始すると発表した。

 本検証では、大成建設技術センター内にある「人と空間のラボ(ZEB実証棟)」の会議室の空調設備に、デンソー製のCO2回収システムを組み込む。本システムは「電界式」と呼ばれる、電極に電気を流してCO2を吸着させ、その電圧を変えることで離脱させ回収する方式を採用している。「電界式」にはデンソーが、自動車部品製造で培った排気ガスに含まれる有害物質を除去・浄化するために開発した、触媒やセンサーなどの技術が生かされており、高効率な回収とシステムの小型化を実現している。さらに、必要なCO2回収量によって設置台数を調整することができ、顧客のニーズに柔軟に対応することが可能だ。
 本システムの適用により、会議室使用時の排気からCO2を回収し、CO2濃度の低い空気を再度会議室内に給気する。また、会議室未使用時は、大気中のCO2を外気から回収する。回収したCO2は環境配慮コンクリート「T-eConcrete」に固定する実験などに利用する。

技術検証概要 (会議室使用時)

詳しくは、→https://www.denso.com/jp/ja/news/newsroom/2023/20230613-01/

2023-06-15 | Posted in トピックス |