研究情報

出光興産、神戸大発バッカス・バイオイノベーションへ出資。スマートセル開発に向けて(2023.5)

 出光興産㈱は、神戸大学発のベンチャーで、先端バイオテクノロジーを有する㈱バッカス・バイオイノベーション(兵庫県神戸市)へ出資したと発表した。同社はバッカス社と協働し、バイオ燃料やバイオ化学品などの生産に活用可能なスマートセルの開発に取り組む。

 近年、バイオとデジタルとの融合技術は産業分野への応用が進んできており、その一例が「微生物を利用したものづくり」だ。「微生物を利用したものづくり」は、バイオマス、CO2などの原料活用が可能で、持続可能な社会へ寄与できる技術で、有用物質の大量かつ高効率な製造を可能とするスマートセルはその鍵として、さらなる開発が期待されている。出資先のバッカス社は、最先端のスマートセル開発技術を保有し、遺伝子の設計から微生物の育種、生産プロセスのスケールアップまで一括したサービスの提供を行うベンチャーだ。

 出光興産が2022年に設立した先進マテリアルカンパニーでは、高機能材事業の重点領域の一つとして「バイオ・ライフソリューション」を設定しており、当重点領域における具体施策の一つが「微生物を利用したものづくり」である。今回の出資を契機に、同社はバッカス社と2023年度下期を目途に共同開発契約を締結し、バイオ燃料やバイオ化学品などの生産に活用可能なスマートセルの開発を協働で行う考えだ。

詳しくは、→https://www.idemitsu.com/jp/news/2023/230517_2.html

 

2023-05-19 | Posted in 研究情報 |