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国交省、下水汚泥資源の肥料利用促進に向け新技術実証へ。B-DASHプロジェクト4技術採択(2023.3)

 国土交通省は、下水汚泥資源の肥料利用を促進する技術を開発するため、令和4年度補正予算により、消化汚泥から効率的にリンを回収する技術実証を行うほか、下水汚泥焼却灰の肥料化技術に関する調査などを行うと発表した。これらの技術開発を進めることにより、肥料利用技術の普及・推進を図っていく。
 令和4年度補正予算により着手するB-DASHプロジェクトについては、昨年12月から民間企業や研究機関を対象とした公募を行い、学識経験者等で構成される下水道革新的技術実証事業評価委員会による審査の結果、以下の4技術を採択することとした。
●B-DASHプロジェクト/下水道革新的技術実証事業:Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project)

<実規模実証>                                                                   ①消化汚泥から効率的にリンを回収する技術に関する実証事業
実施者:水ingエンジニアリング㈱・神戸市共同研究体
実証フィールド:神戸市
②MAPにより脱水ろ液から効率的にリンを回収する技術に関する実証事業
実施者:JFE エンジニアリング㈱・横浜市共同研究体
実証フィールド:横浜市
③事業名:新たなリン回収システムによる下水道の資源化に関する実証事業
実施者:太平洋セメント㈱・メタウォーター㈱・東京都下水道局共同研究体
実証フィールド:東京都

<FS(フィージビリティスタディ)調査>
④事業名:下水汚泥焼却灰の低コスト肥料化技術に関する調査事業
実施者:三機工業㈱・秋田県・東京都下水道局共同研究体
実証フィールド:東京都

詳しくは、→https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000521.html

2023-03-03 | Posted in ニュース情報/政策関連 |