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Air bp社、ISCC EUバージョン認証のSAFの初の販売。スペインのカステリョン製油所で生産　（2023.3）

　国際的な航空燃料製品およびサービスのサプライヤー、bp社航空部門のAir bp社は、スペインのbp社のスペインカステリョン製油所からの持続可能な国際炭素認証であるISCC EUバージョンのSAFの最初の販売を行ったと発表した。このフライトは、ラテンアメリカ最大の航空会社の1つのLATAM Cargo Chileによってスペインのサラゴサ空港から北米に運航された。
　Air bp社が提供するISCC EU SAF は、カステリョン製油所で、化石燃料と一緒に共処理された廃棄物ベースの持続可能な原料から作られている。現在、この認証ではジェット燃料仕様において、持続可能な原料の最大5%の混合処理が許可されており、bp社はこれを30%に増やすことを目指して業界タスクフォースを立ち上げた。この持続可能な燃料は、代替する従来のジェット燃料と比較して、そのLCA全体で約80%の炭素排出量を削減する。

　bp社は、将来的にSAFの生産をさらに増やすことを目指しており、バレンシア地域の水素クラスターの一部として、SAF を含むバイオ燃料の生産が3倍に増加、2030 年には年間 650,000トンになると予想している。グリーン水素は、独立したユニットでSAFを生産するための原料として使用される。

　 ISCC EU認証は、再生可能エネルギー指令（RED）の法的要件への準拠を実証するためにEU委員会によって認められたもので、ISCC PLUS認証は、非準拠規制市場向けの任意の認証規格。

詳しくは、→https://www.bp.com/en/global/air-bp/news-and-views/press-releases/Air-bp-announces-first-sale-of-ISCC-EU-sustainable-aviation-fuel-produced-at-bps-Castellon-refinery.html　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　関係情報→https://www.bp.com/en/global/air-bp/news-and-views/press-releases/Airbp-announces-netjets-europe-first-to-purchase-iscc-plus-saf.html