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三菱ケミカルG、植物由来バイオエンプラがドイツとオランダのバイオベース製品認証取得(2023.2)

 三菱ケミカルグループは、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」が、ドイツの認証機関DIN CERTCO とオランダの認証機関NENの2 つのバイオベース製品認証を2022年12月に取得したと発表した。これらの認証は、バイオベース製品市場の開発と拡大を目的とする認証およびラベリング制度で、国際規格に基づくバイオマス度の試験が行われ、基準を満たした製品にはラベル使用が認められる。このたびの認証取得により、同製品の植物由来原料を使用したエンジニアリングプラスチックとしての価値が欧州を中心に国際的に広く認知されることになる。

 同製品は、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を用いて作られるバイオエンジニアリングプラスチックで、石油の消費量を削減できる。さらに原料となる植物が成長過程でCO2を吸収するため、温室効果ガスの低減に貢献できる。また耐衝撃性、耐候性、透明性、光学特性等の点で、従来の一般的なエンプラよりも優れた性能を有しており、モビリティ内外装部品、光学・電子デバイス部材、日用雑貨など幅広い分野へ展開が進められている。

詳しくは、→https://www.mcgc.com/news_release/pdf/01510/01749.pdf

2023-03-01 | Posted in トピックス |