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日本触媒、国内製造所でのアクリル酸や高吸水性樹脂等でISCC PLUS認証取得。マスバランス方式化学品製造・販売へ(2023.2)
㈱日本触媒(大阪市中央区)は、姫路製造所および川崎製造所で生産するアクリル酸や高吸水性樹脂(SAP)、酸化エチレン等19品目について、ISCC PLUS認証(International Sustainability and Carbon Certification:国際持続可能性カーボン認証)を取得したと発表した。
これにより、バイオマス由来原料をマスバランス方式によって割り当てた認証製品について製造・販売する体制を整え、より幅広い低環境負荷製品の提案が可能となった。
日本触媒グループは、紙おむつの吸水材料であるSAPおよびその原料であるアクリル酸のグローバル供給体制を構築しており、また、ポリエステル繊維をはじめ洗剤原料等に使われる酸化エチレンも国内最大の生産能力を保有している。同社はこれらの責任あるサプライヤーとして、上記取り組みに加え、天然物由来のバイオマス度100%を目指したアクリル酸新製法の開発や、バイオマス原料を使用した酸化エチレン誘導品の製造・販売に向けた他社との共同調査等にも取り組んでいく。
今回の取得は、ベルギー子会社NIPPON SHOKUBAI EUROPE N.V.において2021年7月、バイオマス由来高吸水性樹脂での取得、2022年3月、再生可能電力を使用した苛性ソーダ由来の高吸水性樹脂での取得に続くもの。
詳しくは、→https://www.shokubai.co.jp/ja/news/202302099955/
2023-02-15 | Posted in トピックス |