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損害保険ジャパン、森林由来カーボンクレジットの補償提供開始。自然資本活用のCO2削減へ(2022.12)

 損害保険ジャパン㈱は、国立大学法人九州大学都市研究センターの馬奈木俊介主幹教授とともに、自然資本を活用 したCO2削減の拡大を目指し、ソリューションの検討を行ってきた。 そのソリューションの第一弾として、損保ジャパンは、自然資本活用により温室効果ガス排出削減 を行うボランタリークレジット市場で国内初となる森林由来のカーボンクレジットに関する補償の提供を開始する。

 カーボンクレジットの中でも、森林クレジットは、適切 な森林管理を行うことによるCO2吸収だけでなく、自然資本の保全・回復にも貢献し、今後 クレジットの創出拡大が期待されている分野だ。 一方、森林クレジットにおいては、クレジット創出者が所有する森林に損害が発生した場合、CO2吸収量が減少し、想定したクレジットを得られない等の課題がある。

 森林クレジットに関する補償について、九州大学の馬奈木主幹教授のグローバルな活動で培った知見・ネットワークと損保ジャパンの保険・ サービスによるソリューション提供力・多様なリソースを活かし、クレジット創出者のリスク軽減 を目的として、森林クレジットに関する補償の提供を行う。

●契約者 クレジット創出者         
●被保険者 クレジット創出者        
●概 要 被保険者が所有する森林に偶然な事由によって損害が発生し、 クレジット購入者との間で取り決めたCO2吸収量に不足するクレジット相当額を 被保険者が市場などから購入する費用を補償
 
●偶然な事由 被保険者が所有する森林に発生する火災・自然災害など 

詳しくは、→https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2022/20221215_1.pdf?la=ja-JP

2022-12-24 | Posted in トピックス |