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米･バイオ燃料団体のGrowth Energy・ACE･ABC等、45z延長含むBig Beautiful予算調整法案の最終可決を称賛（2025.7）

　米国有数のバイオ燃料業界団体であるGrowth Energyは、エタノールとクリーン燃料の生産を支援する 45Z 延長を含む大統領の”Big Beautiful”予算調整法案の最終可決を歓迎した。

「大統領はアメリカのエネルギー優位性をさらに強化したいと考えており、この法案はその実現に貢献している」と、Growth EnergyのCEO、Emily Skoｒ氏は述べている。「45Z法案の延長により、アメリカの農村部全体に数十億ドル規模の新たな投資がもたらされ、アメリカの農家にとって強力で安定した市場が支えられ、アメリカのバイオ燃料生産者が世界の燃料市場で競争できる体制が整う。米国のバイオ燃料生産者がより多くのクリーンエネルギーを供給し、燃料コストを抑制し、中西部の産業力を取り戻すために懸命に戦った下院と上院の支持者たちに敬意を表する」

詳しくは、→https://growthenergy.org/2025/07/03/big-beautiful-45z-extension/

　The American Coalition for Ethanol（アメリカエタノール連合：ACE）は、議会で可決されトランプ大統領に提出された最終的な税制・歳出法案に、クリーン燃料生産クレジット（通称セクション45Z）が盛り込まれ、その適用期間が延長されたことを称賛した。ACEのCEO、Brian Jennings氏は以下の声明を発表した。

「45Z税額控除の支持と強化に向けて揺るぎないリーダーシップを発揮してくれた議会の支持者たちに感謝する。IRA時代の他の税額控除のほとんどが最終案で制限または段階的に廃止されたことを考えると、これは特筆すべきことである。最終的な45Zの文言には他にも改善点がいくつかあったが、税額控除の譲渡可能性の回復、間接的な土地利用変更（ILUC）ペナルティの撤廃、そして原料の適格性をUSMCA加盟国に限定することで、当初の税額控除よりも強化されるであろう」

「クレジットの期間に関しては、45Zを2031年まで延長する下院の文言を優先した。また、米国農務省（USDA）が発表した原料計算機とガイドラインに基づき、低炭素農業の実践を45Zを通じて収益化できるよう議会に具体的に認めるよう要請した。しかし、ACEは、農場での保全活動に報奨を与え、自家栽培の低炭素バイオ燃料の使用を加速させる形でクレジットを実施できるよう、連邦政府機関と協力することに引き続き尽力する」

詳しくは、→https://ethanol.org/ace-news/ace-applauds-inclusion-of-clean-fuel-production-credit-45z-in-final-tax-and-spending-package