トピックス,エネルギー編

カナデビアGのスイス・Kanadevia Inova、蘭・バイオメタン事業会社買収。子会社化企業通じ(2025.2)

 カナデビア㈱の100%子会社で、ごみ焼却発電プラントやバイオガスプラントの EPC(設計・調達・施工)、運営・メンテナンスなどを手がけるKanadevia Inova AG(スイス、Inova)は、このほど、2025年1月に買収したバイオガスプラントのアセットマネジメント子会社Iona Capital Ltd(英国、ICL)を通じて、オランダのバイオメタン事業会社Groengas Cothen B.V.(Cothen)の過半数の株式を取得した。

 カナデビアグループは2014年に欧州でバイオガス事業に参入して以降、ドイツやイタリアの企業や関連技術の買収も行い、事業を拡大してきた。2025 年1月には、さらなる事業開発や運営強化を目的としてICLグループ4社を買収し、ICLが持つ11カ所の既存バイオガスプラントに加え、欧州および米国で現在開発中の新規プロジェクトについてもInovaが引き継いだ。今回もその一環となるが、この度買収したバイオガスプラントは、オランダ中部のウェイク・バイ・ドゥールステーデにおいて現在試運転中であるが、家畜の糞尿などの原料から年間100GWhのエネルギーを作り出す計画である。 「REPowerEU」なども背景に、欧州各国ではバイオガスの需要が非常に旺盛であり、今後もその欧州や北米を中心に積極的にバイオガス事業の拡大に取り組んでいく考えだ。

詳しくは、→https://www.kanadevia.com/newsroom/news/assets/pdf/FY2024-120.pdf

2025-02-22 | Posted in エネルギー編, トピックス |