トピックス,エネルギー編
TJグループHD、奈良・生駒市での木質廃棄物・未利用材使った木質バイオマス発電所完成。(2025.2)
木質資源の地産地消の普及に取り組むTJグループホールディングス㈱(大阪市中央区)は、かねてより奈良県生駒市にて建設を進めていた木質バイオマス発電所(株式会社BPSいこま北田原発電所)が完成したと発表した。
発電所運営は同社グループ会社である株式会社BPSいこまが行い、同じくグループ会社であるBPS大東が運営する龍間発電所(2015年12月運転開始)に続く2号機目の木質バイオマス発電所として、2025年4月1日より商業運転を開始する。
また、今回の計画・いこまプロジェクトにおいて、再生可能エネルギーの拡大・普及に賛同の8社企業(NTT アノードエナジー㈱、住友林業㈱、㈱長谷工コーポレーション、東京センチュリー㈱、フォレストエナジー㈱、㈱モリショウ、大成ロテック㈱、㈱生駒)の匿名組合出資により発電所建設が支援された。
いこまプロジェクトとは、年間約10万トンの木質燃料を使用し、発電規模9,980kW年間約8,100万kWh を発電する発電所の建設、運営事業。 本事業の発電燃料には、近畿地域で発生する木質廃棄物・未利用木材等が使用されており、近畿地方の需要家様への発電燃料を含めた地産地消電力の供給が可能となる。 また、発電量の約60%はFIT制度に頼らない非FIT電力として、カーボンゼロの電気が提供され、その一部を地域新電力「いこま市民パワー」から生駒市の施設へ電力供給することでカーボンゼロのまちづくりにも寄与している。
詳しくは、→https://tjgroup.co.jp/news/250214.html →https://tjgroup.co.jp/pdf/2502142.pdf