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日本ペイント、 バイオマスバランス式無機系塗料を8月発売へ。建築物・CO2最大約43%削減と耐久年数20年を実現(2026.6)
2026年6月11日、日本ペイント㈱は、この度、環境配慮型かつ高機能なバイオマスバランス式低炭素水性1液無機系塗料「グリーンループ BMK」を2026年8月下旬より発売すると発表した。同社最高水準のハイグレード塗料でありながらも、石油資源への依存低減を狙った水性塗料。あわせて、同社のカーボンフットプリント(CFP:Carbon Footprint of Products)を算出、レポートを提供するサービス「SUSTAINA SYSTEM」(サスティナシステム)を通じ、製品CFPデータの提供を支援する。
<建築業界の課題と解決策>
気候変動対策の必要性が高まる中、日本国内のCO2排出量のおよそ40%を占める³建築物分野では、カーボンニュートラル実現に向け、低炭素型建設資材の普及が重要テーマとなっている。欧州では、建築物のライフサイクル地球温暖化係数(GWP)の算定・開示義務化が進むなど制度対応が先行している中で、日本でも、2028年度を目途に、建築物ライフサイクルアセスメント(LCA)の実施を促す制度の開始が目指されており、今後、資材選定における環境情報の重要性は一層高まる見込みである。
すでに一部の建設・不動産領域では、建築物LCAの算定体制整備や、見積・提案段階で価格情報とあわせてEPD・CFP等の環境情報を確認する動きが広がりつつある。一方で、環境性能の算定方法や前提条件が発注者・企業間で揺れやすく、数値の比較や開示が難しいことが実務上の課題となっている。
こうした課題に対し、日本ペイントは「サステナブルを身近に」というコンセプトのもと「グリーンループ BMK」を発売する。環境性能と塗料に求められる機能性を両立した塗料を“価格バランスがとれた選びやすい形”で提供し、設計・調達・施工の現場における環境対応を後押しする。「グリーンループ BMK」は、マスバランス方式のバイオマス樹脂の採用より、下塗りを含むトータルで最大約43%削減を実現。さらに、期待耐用年数20年を実現した高い耐候性をもつ当社最高水準の無機系塗料グレードのため、塗り替え回数の低減によるライフサイクルコスト(LCC)抑制にも寄与する。マスバランス方式のエマルション採用により、石油資源への依存低減を目指した水性塗料となっている。つまり、「グリーンループBMK」は環境性能と高い機能性を同時に満たす塗料であり、これまでにない新たな選択肢を提供する。
さらに、見積段階で求められる環境情報の提示に向けては、CFPを算出し、レポートで提供するサービス「SUSTAINA SYSTEM」を通じ、算定前提の違いによる比較の難しさという実務課題の解消に貢献する。
