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西部ガス、ベルギー・TES社とe-メタンに関する包括連携の覚書締結(2024.8)

 西部ガス㈱(福岡市博多区)と、ベルギーのTree Energy Solutions Belgium B.V.(TES社:ブリュッセル)は、このたび、e-methane(e-メタン)に関する包括連携の覚書を締結した。
 e-メタンとは、グリーン水素等の非化石エネルギー源を原料として製造された合成メタン。都市ガスの主成分はメタンであるため、e-メタンを原料として製造した都市ガスは既存のインフラや消費機器でそのまま利用でき、社会コストを抑制したままカーボンニュートラルへのスムーズな移行を可能とするエネルギーとして期待されている。
 両社は本連携に基づき、TES社が海外で進めるe-メタン製造プロジェクトへの西部ガスの協力、西部ガスによるTES社からのe-メタン調達、国内におけるe-メタンの導入・活用に向けた協力などを検討していく。
 西部ガスは、「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」において、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた「ガスの脱炭素化」への取組みとしてe-メタンに関する取組みを掲げている。また、「カーボンニュートラルアクションプラン」では、具体的な計画としてe-メタンについての海外サプライチェーン調査等やひびきLNG基地(北九州市若松区)内での実証事業を掲げており、2023年12月には、ひびきLNG基地において地域の原料を活用したメタネーション実証事業を開始した。

詳しくは、→https://hd.saibugas.co.jp/news_release/detail/2024/nr015.html

 

2024-08-07 | Posted in トピックス |