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出光興産・エア・ウォーター・鹿島、北海道工事現場にバイオディーゼル燃料・B5軽油の供給開始(2024.6)

 出光興産㈱、エア・ウォーター㈱、鹿島建設㈱は、鹿島が北海道内の工事現場で使用する建設機械および発電機向け燃料として、バイオディーゼル燃料を混合した軽油(B5軽油)の供給・使用を開始する。本B5軽油は北海道で回収した廃食用油を用いて製造されており、厳格な商品規格をクリアした「出光バイオディーゼル 5(イデミツバイオディーゼルファイブ)」として供給される。

 工事現場から排出されるCO2の大部分は建設機械および発電機で使用される燃料に由来している。そのため、脱炭素化を推進するためにはバイオディーゼル燃料などの低炭素燃料の普及が期待される。しかし、バイオディーゼル燃料の普及には、供給体制の構築や製造における品質管理が課題となる。 本B5軽油は、出光が北海道製油所で製造する軽油と、㈱白老油脂(北海道白老町)が北海道内のセイコーマートの店内調理「HOT CHEF」などから回収した廃食用油を用いて製造されたバイオディーゼル燃料を原料に、エア・ウォーターのグループ会社であるエア・ウォーター・ライフソリューション㈱(北海道札幌市)の石狩工場にて混合して製造されたもの。出光は、B5軽油の品質分析を実施し、軽油としての強制規格並びに独自の商品規格をクリアしたB5軽油(商品名:「出光バイオディーゼル5」)を鹿島の北海道内の工事現場に供給する。

詳しくは、→https://www.idemitsu.com/jp/news/2024/240618.pdf

2024-06-19 | Posted in トピックス |