ニュース情報/政策関連

「令和4年度 森林・林業白書」閣議決定。気候変動に対応した治山事業へ (2023.6)

「令和4年度森林・林業白書」が閣議決定されたと、5月30日、農林水産省は発表した。

 特集では、「気候変動に対応した治山対策」をテーマとし、森林の国土保全機能の回復に大きな役割を果たしたこれまでの治山事業の取組と成果について紹介。近年の気候変動による山地災害の激甚化・形態変化、気候変動等に対応したこれからの治山対策等について解説している。

トピックスでは、 令和4年度における特徴的な動きとして、次の項目等を紹介している。                                 ●太陽光発電の適正な導入に向けた林地開発許可制度の見直し                                       ●しいたけの植菌地を原産地とする表示がスタート                                                  ●林業事業者が生きがいを持って働ける魅力ある林業へ ~「林業労働力の確保の促進に関する基本方針」の変更~       ●J-クレジット制度の活用等を通じて森林整備と企業等の脱炭素の取組の好循環を創出                          ●国有林野における樹木採取権制度による事業がスタート

木材需要・利用と木材産業では、中高層建築物等での木材利用の拡大、クリーンウッド法の見直し、木材産業の動向等についてまとめている。

詳しくは、→https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/

2023-06-03 | Posted in ニュース情報/政策関連 |