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コスモ石油、日揮HD等4社、国内初の国産SAFの大規模生産実証設備起工式を堺製油所で実施（2023.5）

　コスモ石油㈱、日揮ホールディングス㈱、㈱レボインターナショナル、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYの4社は、国内初となる廃食用油を原料とした国産SAFの大規模生産実証設備の建設工事を開始するにあたり、2023年5月16日にコスモ石油堺製油所で、起工式を実施した。
　起工式には、推進4社の代表取締役を始めとする関係者、SAF生産設備に係る設計・調達・建設役務を担う日揮㈱関係者が出席した。また、経済産業省 経済産業副大臣兼内閣府副大臣（2025年国際博覧会担当） 中谷 真一氏、国土交通省 航空局航空ネットワーク部長 大野 達氏、堺市市長 永藤 英機氏、助成事業採択を行ったNEDO理事弓取 修二氏が挨拶等を行った。

　本設備では、100％国産の廃食用油を原料とした年間約3万キロリットルのSAFを生産する。2024年度内に完工・運転開始を見込んでおり、大阪・関西万博が開催される2025年にSAFの供給を開始する予定だ。また、本設備からはバイオプラスチックの原料となるバイオナフサや、リニューアブルディーゼルも生産される。本事業においてはレボインターナショナル及び日揮HDが連携して原料の廃食用油を調達し、SAF生産及び需要家への販売をコスモエネルギーグループが担う。

（完成予想図）

詳しくは、→https://www.cosmo-energy.co.jp/ja/information/press/2023/230517.html