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東京ガス、先進的DAC技術を有する米・グローバルサーモスタット社へ出資・協業合意（2023.1）

　東京ガス㈱は、100％出資子会社であるアカリオ・インベストメント・ワン社を通じて、大気中からCO2を直接回収するDirect Air Capture（DAC）技術に関して、先進的技術を有する米国・グローバルサーモスタット社（GT社）（コロラド州）に、日本のエネルギー企業として初めて出資し、協業に向けた基本合意書を締結した。

　GT社はe-fuel生産プロジェクトにおいてDAC導入を進めており、米国エネルギー省プロジェクトでは、大型化に向けて取り組むなど、先進的なDAC技術を有している。また、GT社は、効率的に大量の空気を処理することや、CO2回収エネルギーコストの低減に向けて、独自の固体吸着方式に関するDAC技術開発を10年以上に渡り進めている。東京ガスは、今後、GT社のDAC技術によるCO2回収試験を日本で初めて実施するとともに、DACの実用化を進めていく。さらに、将来的にはDACで回収したCO2を国内外のメタネーションやCCUS等に活用するなど、新たな脱炭素エネルギービジネスを展開していく考えだ。

（GT社のDACイメージ）

詳しくは、→https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20230119-03.html　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　関連情報→https://globalthermostat.com