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ブラスケム、バイオポリプロピレン(PP)の米国生産投資評価プロジェクト発足。石化 PP 代替（2023.1）

　バイオ製品生産に注力するブラジルのブラスケム（Braskem）は、米国におけるバイオベースのポリプロピレン（PP） 生産への投資を評価するプロジェクトを立ち上げたと発表した。南北米国最大のポリオレフィンンメーカーである同社は、このプロジェクトにおいて、同社の独自の技術を利用して、バイオエタノールをバイオベースのポリプロピレンに変換することを目指しており、複数のクライアント、ブランド所有者、およびサプライヤーとこのプロジェクトのパートナーシップについて検討する。
　米国は、世界最大のバイオエタノールの生産地であり、ポリマー、バリュー チェーンのプロジェクトのための技術、インフラ、および供給源を備えている。バイオベースPPは、石油由来のPPと同じ技術的物性とリサイクル特性を備えたドロップインソリューションであり、CO2排出削減という利点がある。バイオベースPP を、ブランド所有者やその生産をより持続可能な未来移行のソリューションとしたい考えだ。

詳しくは、→https://www.braskem.com.br/usa/news-detail/braskem-announces-project-to-evaluate-production-of-bio-based-polypropylene