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東京ガス、下水道施設で発生する再生水と消化ガスを活用したe-メタン製造実証を開始(2024.8)

 東京ガス㈱は、このたび、2022年1月に横浜市と締結した協定に基づき、横浜市北部下水道センターの再生水(下水処理した水をろ過した水)と消化ガス(下水汚泥を処理する工程で発生するバイオガスで、CH4とCO2の混合ガス)を東京ガス横浜テクノステーションにあるメタネーション実証設備に輸送し、水素およびe-methane(e-メタン)製造の原料として利用する共同実証を開始した。

 東京ガスでは、2023年7月より横浜市資源循環局鶴見工場の排ガスから分離・回収したCO2をメタネーションの原料として活用するCCU共同実証を推進してきた。今回、地域連携をさらに拡大し、北部下水道センターで発生する再生水や消化ガスもメタネーション実証設備に輸送し、それぞれ、水電解による水素製造用の原料水、およびe-メタン製造用の原料CO2として活用することで、将来のカーボンニュートラル化へ向け、より環境を重視した地域連携モデルとしての可能性・有効性を検証する考えだ。

https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20240829-01.html

 

2024-09-04 | Posted in トピックス |