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双日G等食品関連12社、持続可能な食品開発と普及目指し、フードテックワン設立。 植物由来代替肉等の共同開発へ(2024.2)

 サステナブル(持続可能)な食品を開発し、国内外の消費者に競争力のある品質と価格で提供することを目的に、双日グループが主軸となり、食品関連企業12社で、㈱フードテックワンを設立した。植物由来の代替肉などの共同開発を行い、早期の商品化を目指すとともに、フードテックに関する多様な取組みを実施していく。

 健康志向の高まりにともなう菜食需要の増加に加え、全世界人口は2050年までに100億人に達し、2030年にはたんぱく質の需要に供給が追いつかなくなる「たんぱく質危機」が到来すると言われている。この問題の解決策として期待され、注目されているのが代替食品です。市場の成長が期待され、開発が進められているものの、日本の市場は品質や価格、消費者の認知度、食習慣としての定着などに課題があり伸び悩んでいる。 フードテックワンには、素材調達や加工食品の開発・製造業のみならず、食材卸や外食チェーン運営会社まで、食品流通の幅広い領域を担う企業が参画している。すでに代替食品開発の実績がある企業や、肉料理の開発に強みを持つ企業などが互いの技術と知見を掛け合わせ、消費者のニーズを反映した商品開発を行う。さらに、調達から販売までのサプライチェーンを構築することで、競争力のある価格と味のおいしさを実現した代替食品の安定供給と普及・定着を目指す。

【フードテックワンのスキーム】

詳しくは、→https://www.sojitz.com/news/news_file/file/240222.pdf

2024-02-23 | Posted in トピックス |