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Jパワー、ENEOS、JX等3社、JOGMEC「先進的CCS事業の実施に係る調査」の調査業務受託(2023.8)

 電源開発㈱(Jパワー)、ENEOS㈱、JX石油開発㈱(JX)は3社共同で、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と令和5年度「先進的CCS事業の実施に係る調査」の受託に係る契約を締結したと発表した。
 今回の調査は、2030年度またはそれ以前のCO2貯留開始を想定した先進的CCS事業の実施に係る調査として、CO2分離回収・輸送・貯留に関する設計作業および貯留層評価等を行うもので、2023年6月に3社共同で提案した案件が候補として選定され、本日、契約締結に至った

 3社は、西日本地域でJパワーの火力発電所、ENEOSの製油所から排出されるCO2を分離回収・輸送・貯留するCCS事業を2030年度までに開始することを目指し、検討を進めている。分離回収・輸送については、Jパワー、ENEOSが主体となり検討を実施し、貯留については、JXおよび再委託先の西日本カーボン貯留調査㈱が主体となり検討を行うことで、2030年度までに実装可能なCCSバリューチェーンの構築に努めている。本調査を通して国内で初めての大規模なCCSバリューチェーンを2030年度までに実装開始することで、エネルギーの安定供給を果たしつつ、わが国のGHG排出削減目標の達成への貢献を目指す。

詳しくは、→https://www.jpower.co.jp/news_release/2023/08/news230825.html

 

2023-08-28 | Posted in トピックス |