トピックス

商船三井、三井海洋開発へ出資及び業務提携契約締結。脱炭素へ海洋資源・エネルギー開発(2023.4)

 ㈱商船三井(東京都港区)は、取締役会において、同社および三井物産㈱(東京都千代田区)を引受先とする三井海洋開発㈱(東京都中央区)の第三者割当増資に応じること、および三井海洋開発と業務提携契約を締結することを決定した。第三者割当増資引受後の当社による三井海洋開発への出資割合は14.86%となり、三井物産と同率の第二位株主となる見込みだ。
 三井海洋開発は、浮体式の海洋石油・ガス生産設備(FPSO等)のEPCI(設計・資材調達・建造・据付)から、その後20年以上の長期にわたるリースおよびO&M(オペレーション&メンテナンス)まで一貫して手掛ける海洋石油・ガス開発業界のリーディングカンパニー。商船三井は従前より、海洋資源・エネルギーの膨大なポテンシャルに着目し、エネルギーの安定供給に資するものとして、三井海洋開発、三井物産などのパートナー会社とともにFPSO事業に取り組んできた。
 三井海洋開発が有する海象条件分析と浮体、係留の設計における世界トップレベルの技術と、商船三井の海上ソリューションに対する長年のノウハウを合わせ、脱炭素時代に向けた取り組みにおいても新たな地平を共に切り開くことを目指す。
【本業務提携の内容】
●三井海洋開発によるFPSO等の設計・建造・リース・オペレーション等に関するノウハウの提供
●同社によるグローバルネットワーク、並びに事業開発、資金調達および各地域特性に関するノウハウの提供
●同社による三井海洋開発の業務運営面に関する体制強化に対する協力
●同社による三井海洋開発への人材支援

(FPSO Cidade de Campos dos Goytacazes MV29)

詳しくは、→https://www.mol.co.jp/pr/2023/23059.html

2023-05-03 | Posted in トピックス |