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商船三井、廃棄物由来のバイオ燃料（FAME）を使用したLNG船の試験航行を実施（2022.11）

　㈱商船三井は、グループ会社のAQUARIUS LNG SHIPPING LIMITED（香港）が保有するLNG輸送船において、バイオ燃料を使用した試験航行を実施したと、11月15日発表した。
　本船には約1,500トンのバイオ燃料がExxonMobil Marine Limitedよりシンガポール港で補油された。使用された船舶用バイオ燃料は、硫黄含有率0.50％の低硫黄重油（VLSFO）に廃棄物由来の脂肪酸メチルエステル（FAME）を最大25％添加して加工されたもので、FAMEは主に従来のディーゼル燃料に添加するクリーン燃料として使用されている。このバイオ成分は、国際持続可能性カーボン認証（ISCC）を受けたものでもある。
　2021年6月に発表した「商船三井グループ 環境ビジョン2.1」において、バイオ燃料は従来の燃料に替わる有効な代替燃料の一つと位置付けており、商船三井グループは温室効果ガス排出削減に向けてクリーン代替燃料の導入を推進するとしている。

詳しくは、→https://www.mol.co.jp/pr/2022/22132.html