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川崎汽船、商船三井等7社、2028年以降の国際間大規模液化CO2海上輸送へ、標準仕様・船型確立に向け共同検討へ(2024.8)
川崎汽船㈱、㈱商船三井、日本郵船㈱の3社は、この度、三菱重工グループの三菱造船㈱、今治造船㈱、ジャパン マリンユナイテッド㈱、ならびに今治造船とJMUの共同営業設計会社である日本シップヤード㈱と液化CO2輸送船(LCO2輸送船)の標準仕様・標準船型確立に向けた共同検討に着手した。
国内で回収したCO2を貯留地に向け海上輸送する各種CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)プロジェクトにおいては、今後、LCO2輸送船の需要拡大が見込まれることから、本邦内で安定的にLCO2輸送船を建造、供給し、CCSバリューチェーンの実現と経済性向上を図る必要がある。このため、上記7社は、LCO2輸送船の標準仕様・標準船型の確立や建造サプライチェーンの確立が重要な課題であるとの共通認識の下、共同検討を行うことになった。
本検討は、LCO2輸送船を対象に進め、国内の他造船所での建造も可能にすることを目指す。また更なる展開として、LCO2輸送船のみならず実用化が期待される脱炭素技術(アンモニア燃料等)を活用した新燃料船についても、同じ課題認識を共有する他造船所を含め、業界関係者と広く連携する枠組みの構築など、業界一丸となって脱炭素社会の更なる進展に貢献していく考えだ。
詳しくは、→https://www.kline.co.jp/ja/news/carbon-neutral/carbon-neutral-20240827.html
2024-08-30 | Posted in トピックス |