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デンマーク・Topsoe、中・広西宏昆バイオマス社と中国初のSAFプロジェクト契約締結（2024.4）
エネルギー転換に向けた技術とソリューションに注力するデンマークのTopsoeは、中国広西チワン族自治区の欽州港区自由貿易試験区にある同社の工場でSAFを製造するためのHydroFlex技術を提供する広西保税区宏昆バイオマス燃料有限公司（広西宏昆バイオマス）との契約を締結した。この契約は、Topsoe の中国における最初のSAF プロジェクトとなった。
Topsoeは、年間30万トンの原料を処理することが見込まれるこのプロジェクトに、HydroFlex テクノロジーを提供する。
広西宏昆バイオマスのSAF生産プラントは2024年5月に建設が開始され、2026年の最初の数カ月以内にSAF生産が開始される予定である。Topsoe は再生可能ディーゼルと SAF の生産における世界クラスの技術力を有しており、全操業能力の 3 分の 1 が Topsoe 技術に基づいている。
Topsoe の最高商務責任者、Elena Scaltritti氏は次のように述べている。
「当社は引き続き SAF 技術の提供を世界中に拡大しており、中国のパートナーに SAF 生産技術を供給するという初の契約を締結することができて大変うれしく思っている。この協定は、この地域で従来のジェット燃料に代わる燃料を導入する上で重要な一歩を表しており、世界的な脱炭素化を支援するという当社の継続的な取り組みに貢献するものである。脱炭素化目標を達成するために、広西宏昆バイオマスとの関係をさらに拡大することを楽しみにしている」
広西宏昆バイオマス社のゼネラルマネージャー、Jiaming Liu氏は次のように述べている。
「Topsoe はバイオマスと再生可能燃料の生産において世界クラスの能力を持っており、この分野における Topsoe の世界をリードする技術と市場への影響力に深い感銘を受けている。総合的な選定の結果、Topsoeはバイオ航空燃料生産の分野で宏昆社を強力にサポートできると確信している。両社は今後もグリーンメタノール、グリーンアンモニア、グリーン水素事業における緊密な協力を強化し、グリーン、低炭素、効率的、安全で高品質な持続可能な開発の実現を支援していく考えだ」
