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ネステ社、ドイツ政府による国内100% 合成燃料販売の承認の計画を支持（2023.3）

　フィンランド・ネステ社は、燃料SSにおいて100% 合成燃料の販売を承認するドイツ政府の計画を支持すると発表した。これまでのところ、e燃料や再生可能ディーゼル（HVO:Hydrotreated Vegetable Oil：水素化分解油とも呼ばれる）などの合成燃料のドイツでの販売は、最大約26％の混合物に限定されている。混合されていない 100% 再生可能ディーゼルの販売は、以前は非道路車両や公共交通機関などの特定の分野のみ許可されていた。政府の計画発表により、近い将来、100% 再生可能ディーゼルを販売し、ドイツのすべての分野でブレンドせずに使用できるようになる。
　Neste MY Renewable Diesel は化学組成が化石由来ディーゼルと近いため、化石燃料の代替品となる。ディーゼル車やそのエンジンを変更することなく、ブレンドせずに、100% 濃度で使用できる。100% 再生可能ディーゼルの使用は、車両およびエンジン メーカーによって広く承認されているとした。

詳しくは、→https://www.neste.com/releases-and-news/renewable-solutions/neste-welcomes-german-governments-plan-approve-sales-100-synthetic-fuels-germany-important-step

EU委員会の発表によれば、域内でガソリン車など内燃機関車の新車販売を2035年以降禁止する法律を整備していくことで合意している。

→https://www.europarl.europa.eu/news/en/headlines/economy/20221019STO44572/eu-ban-on-sale-of-new-petrol-and-diesel-cars-from-2035-explained